尾崎豊6thアルバム『放熱への証』
1:汚れた絆 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
尾崎豊の叫びから始まる曲(叫ぶという程でもないかもしれませんが)。
曲はシンセやオルガンが上手く使われていると思います。
またサックスのソロにも注目。
歌詞は最初の方はタイトルのわりにイイ友情を描いてるなぁ。
と、思いましたが、中盤からは曲名通り『汚れた』感じの、
黒い歌詞になってきています。
【評価】★★★☆☆
2:自由への扉 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
サビから始まる曲です。
そのサビでは尾崎豊が楽しそうに歌っているのが印象的。
シンセの音が非常にキレイに響いています。
歌詞は本当に切ないながらも『希望を探す』歌詞。
【評価】★★★★☆
3:Get it down 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
ノリのいいダンスナンバーな曲。
やはりサックスの音がそういう雰囲気を増していて聴いてて楽しい。
歌詞も楽しさ満載の洒落た歌詞。
【評価】★★★☆☆
4:優しい陽射し 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
ここでバラードの登場。
尾崎豊の優しい声と共にオルガン(?)の音が心に染みてきます。
結構一般にもウケそうな曲。
歌詞は『愛』を探す・考えるような事をした歌詞。
ごく普通に良曲といった感じ。
【評価】★★★☆☆
5:贖罪 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
イントロのキーボード(かな?)の音が曲の悲しさ...暗さを引き出しています。
と、いうことで全体的に暗い雰囲気が漂う曲。
歌詞からも暗い感じが伺える曲です。
【評価】★★★☆☆
6:ふたつの心 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
オルガン(キーボード?)の音と尾崎豊の声が印象的なバラード。
非常に完成度の高い曲だと思います。
歌詞は遠距離恋愛...とうか『キレイな愛』を描いた切ない感じ。
特に癖があるワケではないので、一般にも好まれそう。
それ以前に尾崎豊の声に好き嫌いがわかれそうですが。
【評価】★★★☆☆
7:原色の孤独 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
イントロの尾崎豊の叫び(?)で楽しそうな雰囲気が漂う曲。
歌詞を見れば楽しそうな曲では無いんですがw
ややロック調な曲です。
【評価】★★★☆☆
8:太陽の瞳 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
尾崎豊のあの低い声がイイ味を出しています。
全体的にちょっと地味な曲。
歌詞はアメリカで覚醒剤所持で逮捕された事を描いたんでしょうか?
その当時の尾崎豊の心情を表しているような曲だと思います。
【評価】★★☆☆☆
9:Monday morning 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
イントロからサックスの音が印象的な曲。
個人的にあまり好きじゃない曲。
【評価】★★☆☆☆
10:闇の告白 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
こちらもまたサックスの音がイイ曲で。
バックコーラスや演奏が暗い感じをよく出してくれていま
す。
歌詞は本当に尾崎豊らしい視点で捉えてる歌詞だと思いま
す。
【評価】★★★☆☆
11:Mama, say good-bye 作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
ラストはやはりお決まりでバラード。
尾崎豊が亡くなった母親に向けて作った曲だそうです。
イントロや間奏は尾崎豊のハーモニカが曲の切なさをかもしだしています。
歌詞での二人称はやはり『母親』なんでしょうね。
7分34秒ある曲ですが、ダレずに最後まで聞けます。
【評価】★★★★☆
【総合評価】★★★☆☆
このアルバムの発売2週間前に尾崎豊が亡くなったんで、
尾崎豊が作った最後のアルバムです。
何となくですが尾崎豊の当時の心情がかなり出ているアル
バムだと思います。
アルバム自身は特にズバ抜けて凄い曲があるワケでもない
ですし、
特に悪いところがあるワケでもないです。
普通に良盤といったところです。
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原点回帰したアルバム。しかし、この直後…
何で評価されてないのか不思議。