1:Dive 作詞: - 作曲:桜井和寿
この曲はインスト曲で、2曲目への繋ぎの曲です。
曲は曲名通り、海の中へDiveする感じ。
この曲からいきなりこのアルバムの世界に引きずり込まれる。
2:シーラカンス 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
Diveからの繋ぎが完璧。
『繋ぎの曲なら最初から1曲にすればイイじゃん』と思う人もいるかもしれませんが、
それでは意味が無いです。Diveはまた別の一つの曲。
その二つの曲があって一つの曲になってます。
ということで最初から一つの曲では意味がないと思いま す。
曲は非常に暗い感じで、それに桜井さんがそれに合った唄い方を...。
このアルバムを出すまでに、
君がいた夏
抱きしめたい
Replay
CROSS ROAD
innocent world
Tomorrow never knows
everybady goes-秩序のない現代にドロップキック-【es】
〜Theme of es〜
シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜
この9曲のシングルをリリースしていたんですが、
今挙げた9曲からは想像出来ない程の重さがこの曲にはあります。
【評価】★★★★☆ (Dive→シーラカンス 2曲まとめての評価)
3:手紙 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
歌詞は本当に『手紙』のように書き綴った感じがします。
曲は2分49秒と結構短いんですが、かなり充実したイイ曲です。
こちらもまたシーラカンスと繋がってるんですが、一つで評価します。
【評価】★★★☆☆
4ありふれたLove Story〜男女問題はいつも面倒だ 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
こちらはこれまでの3曲と一変しかなり明るく、ポップな感 じ。
しかし何故か自分はこれまでと違うポップさを感じました...。
はっきりとは解からないんですが、どこか違う感じが...。
歌詞は本当に『ありふれたLove Story』そして『面倒な男女関係』。
結構キャッチャーなメロディだと思います。
【評価】★★★☆☆
5:Mirror 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
この曲はベストアルバム『Mr.Children 1996-2000』にも収録されてます。
歌詞は過去の自分や今の自分を、鏡に写し、それを歌詞にした感じですかねぇ?
何度聴いてもコレといった悪い所を見つけられない。普通に良曲といった所です。
【評価】★★★☆☆
6:Making Songs
まぁ曲は...曲名通り....Making。
曲をレコーディングしてる所やら、曲を作っているところやら。
こういう新しい事にチャレンジするのも面白くてイイで
す。
【評価】★★★☆☆
7:名もなき詩 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
初動記録曲を持っているこの曲が登場。
売上げではTomorrow never knowsが上回ってますが、
曲の完成度という点では名もなき詩が上回ってると思います。
あのサビのメロディがかなり耳に残り易いと思うんで、曲名だけでは解からない方も、曲を聴けば『知ってる』と言う人もいます。
またベース、ギター、ドラム。どの音も前に出ています。
歌詞は真っ直ぐな人生観・恋愛間を書いたものでしょうか。
【評価】★★★★★ MAX!!
8:So Let's Get Truth 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
自分は歌詞に強烈な印象を受けましたね....。
酷い...というか....残酷....非常に現代社会の醜さを表現してる感じですね。
ですが、桜井さんが楽しそうに歌ってる気がするのは自分だけですか?
曲はアコギでの語り弾き。最初にハーモニカ(?)の音があ りますが。
歌詞は社会の酷さを痛烈に描いてるんですが、
どうも桜井さんが楽しそうに歌っている気がしてならないです。
【評価】★★★☆☆
9:臨時ニュース
まぁ本当に臨時ニュースですよ。
チャンネルを回す音が非常に上手く使われてます。
またSo Let's Get Truthからプロペラ(ヘリ?)のような音で繋がってます。
10:マシンガンをぶっ放せ 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
本当にこの流れは大好き。
So
Let's Get Truthや、7thシングルの、
『everybady goes-秩序の無い現代にドロップキック』と
同じような現代社会の醜さ。人間の醜さ、惨めさ等を歌詞にしたモノだと思います。
このマシンガンをぶっ放せはフランス核戦争(でしたかね)を描いたモノだそうで。
そしてまたヘリのプロペラ(ヘリ)の音が...。現場から生でニュースを伝えて去っていった感じですかねww
【評価】★★★★★ MAX!!(臨時ニュース→マシンガンをぶっ放せ 2曲合わせての)
11:ゆりかごのある丘から 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
あのヘリでここに到着したんだと思いますww
この曲も人間の醜い部分を描いたものなんでしょうかね?
個人的な見解ですがこの歌詞は、
『戦争は人々から快楽・恋人を奪い、人々に孤独を与える』と解釈しました。
あくまでも個人的な見解ですが...。
曲は壮大なバラード。心にグッと来ます。
演奏時間も8分52秒と、かなり長いですがダレるコトなく最
後まで聞けます。
そして曲の終わりにはまたプロペラの音?と思いきや、
だんだん太鼓の音に変わっていきます。そして次の曲へ。
【評価】★★★★☆
12:虜 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
その太鼓の音からギターの音に変わり、また暗い曲へ....。
やはり歌詞が黒い。
曲にはピアノ?(とりあえず鍵盤楽器)が使われていて、
それがまた曲の悲しさをかもし出している。
だがギターは曲の激しさをかもし出している。
その二つの要素があってこの曲が出来ている。
【評価】★★★☆☆
13:花-Memento-Mori- 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
歌詞は『自分・愛を見失わないで』と言いたいのでしょうか?
あくまでも個人的な見解なんですが、この歌詞には、周りに流されてはいけない、愛の形は様々。
といった感じを受けました。
曲はバラードで、結構一般ウケしそうなバラードだと思います。
またこの曲はノンタイらしく、ノンタイであれだけ売れた
んですから、素晴らしいです。
【評価】★★★★☆
14:深海 作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
歌詞からは『戦争から平和な世界へ連れて行って(連れ戻して)』
という印象を受けました。
曲も歌詞からも、深海で彷徨っているというか、
深海から早く抜け出したいという感じがします。
【評価】★★★☆☆
【総合評価】★★★★★
文句ナシで最高評価。
何故かは知らないんですが、
このアルバムに収録されているシングルより前に発売されたシングル。
『Tomorrow never knows』『everybady goes-秩序の無い現代にドロップキック』『シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌』
この3曲。
この3曲が収録されたアルバムがこの『深海』の前になかったんですよね。
まぁ後に『BOLERO』というアルバムに収録されるんですが。
このアルバムの歌詞を読んでてふと思ったことですが、
歌詞が黒い。非常に人間の醜い、惨めな部分を書いたモノが多い。
というのは当然なんですが、
So Let's Get Truth、マシンガンをぶっ放せ、ゆりかごのある丘から
等、どれも現代社会の悲惨さと、戦争の事を書いた歌詞だ
ったんですよね。
そこで思ったのが、『シーラカンス = 現代社会』なのでは?と。
本当にこれは『名盤』と呼ぶのに相応しい。
自分はこのアルバムをレンタルで済ませたんですが、
これは本当に買っても損無しでしたよ....。
(評価:ヤミさん)